お手軽プラモデリング

こんにちわ。もう2月早い・・汗

いつも当店御利用いただきまして誠にありがとうございます。
当店は幅広いジャンルのお客様にご利用いただいております。

初心者様からベテラン様まで。それぞれに応じた商品を御用意するのは、正直なかなか難しい。
何かご希望のリクエスト商品ありましたら、お気軽に店長までお申し付けくださいませ。

さて、最近ちょっと一部界隈で話題のプラモキットが入荷しました。
それがこちら・・

あまり見慣れない方も多いとは思いますが、こちらはSMER(セマー)社製
チェコスロバキア製のプラモデルです。(金型はエミールという話も聞きます)
シュリンク包装の海外製プラモデルです。
このプラモデルシリーズのすごいのは・・価格。

1000円弱で買えてしまう商品なのです!(お手頃!

今回はこのプラモデルを作ってみたいと思います。
安いキットをいじってよりリアルに精巧にというのも面白いんですけどね。
今回も、安いキットだからこそ、お手軽にゆるく作ってみますね。


説明書はこんな感じ。
部品番号なんてもんはないです。(ゆるい!w
絵で見て部品を見て想像して組む!楽しい!w


Aランナー?そんな表記いらんのです。バラバラですww
ワイルドな成形です。(すばらしいw


外国製キットではおなじみの「餃子の羽」もついてきますよ。
がんばってデザインナイフとかで処理しましょう!
ゲートも分厚いので、片刃ニッパーは注意ヨシ!!


当時のレースカーはワイヤーメッシュホイールがほとんどでしたね。


おやおや??でもこのキットは箱絵とは違うホイールだ・・・。


ああ・・なるほど。
最後にワイヤーメッシュ風になるクリアパーツを塗って取り付けるわけね。


エンジンパーツもバリなのか、成形なのかわからん部分も・・(楽しいw


仮組してみたけど、思ったよりフレームやカウリングの合いは良い感じ。


いろいろ大丈夫そうなので、塗装にうつりますよ。

で・・塗装なんですが・・。
毎回お店にいると、お客様の声が聞こえるわけなんですけど。

「エアブラシがないから、上手く塗装できないから上手く作れない」

「塗装をきれいにしたいんだがどのエアブラシが良いか?」


と聞こえたり、聞かれたりします。

そもそも「上手く作る必要ある?」と店長はいつも思います。

そりゃ綺麗に作れたら嬉しいですよね。でもその判断は自分自身です。
他人と比べては絶対にダメですからね!コンテストでもあるまいし。

そもそも塗装に関してはエアブラシだから綺麗に濡れるとは限らないし、
エアブラシは使い方次第でとても綺麗に塗装できるのは事実。
だけど、塗料の希釈具合やエア圧、気象条件などで変化が生じるもの。
そこは、経験と感とテストでやってノウハウをためて上達してゆく。
それを踏まえて綺麗に濡れるツールだと思ってます。

決して「筆塗りだから綺麗に塗れない」

わけでは間違いなくないんです。
筆塗りには筆塗りの良さもあるのでね。
何より、最強にお手軽ですし。

というわけで、今回はカーモデルだけど、あえて筆塗りでいきます。

今回はメインカラーにクレオスのモンザレッド(光沢)とメタルシルバーを筆で塗ります。
双方ラッカー系です。筆の塗り方向は一定方向。乾いて2度くらい塗る感じ。
筆の流れはモデルの部品の向きに合わせると味が出たりしますよ。
※飛行機なら進行方向に・・とかね。


シートはタミヤの水性アクリル塗料のフラットブラウン。
私は水性アクリルを塗装するところには、たまに最初にトップコートを薄く吹きます。
それが乾いてから水性アクリル塗料を塗ると塗料の色の乗りが若干良くなります。


そんなわけで、筆塗りでペタペタ塗っていきます。お手軽です。(超楽しい


メッキのグリルは、定番「ガンダムマーカー メッキシルバーEX」
本当にこの色と発色は革命ですよね。すばらしい。


黒い部分は最強お手軽品・・マッキーブラック!!(またかよw


例のワイヤーメッシュ再現用パーツは、悩んだけど、いったん黒で塗って・・


神ヤスでささっとなでるように・・・。


ワイヤー部分だけ剥がして、メッキシルバーEXを裏から塗って・・。


つけてみた・・・。

かっこ悪いのでボツ決定!!www


クリアパーツは曇らず糸引かず、塗装侵さないので何度もやり直せる。
セメダインEXクリアで接着。これ便利だわあ・・
今人気で品切れ中・・・早く再販されないかなあ・・。


で、水貼のデカール類を貼って、基本完成!
お手軽なのに結構出来良くない???いいねこのキット!

ここで、店長オススメの仕上げに最適な商品をご紹介。

完成してから、
「あ~・・あそこだけ艶消しにしたい・・」
とか、
「あ~・・もうすこし艶出したい・・。」

とか思った事ないですか?
ガンプラなどバラせる模型は、部分だけトップコートも可能ですけど。
カーモデルなどはまたマスキングをして、クリアパーツにかからないように・・とか。
結構大変だったりするわけです。

店長が好きなミリタリーモデルのフィギュアなども、完成後に顔だけもう少し艶消したい・・。
そんな事も多々あります。

そこで活躍するのがこちら・・。


タミヤの艶消し&艶出しニスです。

こちらは水性なので、ほとんどの塗料を侵さず仕上げにちょい塗りできます。
※勿論塗料やデカールが乾いているのが条件ですよ。


例えば、デカールの上からも付属の筆で塗る事ができて、コートの役割にもなります。


今回はメインボディはこれですべて艶出しをしました。テカテカです。


このような、オープンタイプのレースカーのプラモなどは、最後のチョイ足しに便利ですよ。
クリアコートスプレーだとあちこちマスキングだらけになりますからね。
シートやハンドル、タイヤやタコ足は「艶消し」でコートしなおしました。


で完成。カウルも無加工できっちり閉まりました。(良かった


ちょっと1000円弱のキットとは思えないですよね。
とてもよくできていると思う。


インテリアもしっかり作られていて、これはいろいろ集めたくなりますな。


こちら店内展示ブースに展示しておりますので、是非ご覧ください。


各種好評発売中です。

昨今は「誰でも簡単に組めて素晴らしい出来に出来上がる」模型が多いですが、
昨今は、かなり高価なモデルも多数で、お手軽・・とは正直言えないかも?

でもこのように「ちょっと手間がかかるけど、安くて楽しい模型
」もあります。

ちょっと手間かかるけど、安価ですし「遊び」として是非楽しんでみてください!
最初は不安だけど、出来上がると「いいじゃなーい!」っていうキットもあると思いますよ。

少なくとも店長はとても楽しかったですよ!

是非多種多様になってきたプラモデル模型を楽しんでいただければと思います。

ではでは。

 

 

 

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