おはようございます。本日房総半島は久々の晴れ間です。
晴れると少し気温も上がるので、気持ちよいですね。
さて、先日のツイキャスライブ放送でも御紹介しましたこちら。
「クレオス製 ウェザリングカラー&フィルタリキッド」
最近プラモデルを造り込まれるお客様が増えてます。
その中でこちらの商品に関してお問合せが増えてます。
ですので、今回は動画で実演の御紹介した次第でございます。
録画アーカイブは下記バナーよりご覧くださいませ。
今日は、ブログ上でも簡単に御紹介したいと思います。
こちらのウェザリングカラーは、油絵の具と同じ、油彩系塗料となっております。
模型塗料の薄め液(シンナー)の強度により重ね塗りの順番が決まってます。
基本的には下記が強度が強い順番となります。
ラッカー系>アクリジョン>水性アクリル>エナメル系>ウェザリングカラー系
なのでこちらの商品は、仕上げ最後のウェザリング等を下地塗料を侵す事なくできる品物です。
エナメル系としては、スミ入れ塗料等がありますが、エナメル系は樹脂をもろくする性質があり、
破損の原因となりますので、スミ入れや部分塗装に適しており、広面にはオススメできません。
そこで、広い面の汚しにはこちらのウェザリングカラーが適しているわけです。
基本的に汚しに適しているウェザリングカラーの他に「フィルターリキッド」もあります。
こちらはウェザリングカラーと基本同じです。ただ、色味が原色系となります。
ウェザリングカラーが汚し表現用とするならば、こちらは全体のトーンを変化させる商品。
その名の通り、全体にその色で薄い膜(フィルタ)でトーンを変化させる時に使います。
ウェザリングカラー専用の薄め液で御希望の濃度に調節して・・。
筆で塗っていきます。感想後に薄め液をつけた筆で落として彩度を調整します。
いきなり濃い色にすると戻すのが大変なので、薄い感じから濃くして調整すると良いでしょう。
そんなわけで、これがまだ施工前の旧モデル1/100ゴッグ。
こちらがフィルタリキッドで彩色を調整した後となります。
白迷彩の部分が薄い青コートされているのがわかると思います。
又、首下の部分に濃いめにフィルタコートしたので、凹凸輪郭が際立ってます。
このように、パネル毎に彩度を変化させると立体的に見えるようになります。
主に飛行機のパネルや、戦車などのパネルに効果的です。
塗装モデル以外にも、未塗装のガンプラの素組にも、いろいろ応用ができます。
例えばこちら・・。
未塗装のSDフルアーマーユニコーンガンダム。
サイコフレームの輝きを意識して、フィルタリキッドのフィルタグリーンを写真右のみに塗布。
少し写真右側の方のみ、白部がグリーン彩度あがってます。
解りやすいように、左右での比較。左写真はフィルタリキッド加工済み。
右は素組立て状態です。
どことなく左半身のほうがサイコフレームの輝きっぽくなっていませんか?
左右分割で見ると明らかです。右半身は未処理、左半身がフィルタ加工済み。
このようにモデルによっては素組のガンプラでも雰囲気を変更できます。
例えばOOガンダム系でトランザムの再現とか、工夫次第でいろいろできそう。
そんなわけで、汚し塗装から、彩度調整まで可能な万能塗料。
クレオスのウェザリングカラー&フィルタリキッドは全種販売中です。
専用薄め液も在庫ございます。
上記の商品御説明用に加工したプラモデルは店内ショーケースで展示中。
実際に目視で御確認いただけますと写真よりもかなり雰囲気違います。
是非ご自身のプラモデルの一手間追加加工にご活用くださいませ。