まもなく冬休み!「模型やラジコンの教育的役割」とは?

今日は定休日ですが、事務整理中です。皆様師走ですが如何お過ごしでしょうか?

さて今週末からお子様達は冬休みという方も多いかと思います。

師走で親御様は皆さん忙しい。外は寒いしお子様はゲーム三昧。
そんなご家庭が多いのではないでしょうか?

私は「教育上模型やラジコン製作はメリットが大きい」と認識しています。
ここであえて教育という面から見た、模型/ラジコン作りに関して書いてみたいと思います。


たかが模型、ラジコン・・そう思う方もいるかもしれません。
ですが、模型やラジコン作りには大人になってから役に立つ色々な要素が詰まってます。


まず何より作業を始める前に、説明書を理解する「読解力」が必要です。
もちろん、漢字を読めないと話になりませんよね?
これは書物を読むのと同じ事です。

更に言えば、説明書の内容を理解して、頭の中でこれが何の役割の部品なのか?
それを想像する「空間想像力」が養われます。

読んで構造を理解し、これから行う作業の手順を整理。
今日の作業時間を考慮して、どこまで作業するか?「実行計画性」が養われます。
区切りの良いところでスケジューリングして実行する。不都合でたら調整する。
単純な事ですが、案外難しい事で、これになれておくと大人になって仕事等でいろいろ役だちます。

そして計画を立てて作業を開始します。
 
適材適所に合う道具を選択。道具を用いて製作します。
もちろん怪我をしない道具の使い方。「工具の正しい使い方」を習得できます。
ニッパー、カッター、ヤスリ、ドライバー等、基本的な道具の使い方を経験から学びます。
基本的な工具の使い方をマスターした上で、なんらか困難な箇所が出た場合、それらを応用して使う。
「作業の応用力」が養われます。これらは多く作れば作るほど経験値が上がります。

塗装作業においても同様。

いろいろな筆の大きさや形状、塗料の性質の違い、濃い色が先か?薄い色が先か?色の塗る順序など。
おそらく生活面では必要の無い事かもしれませんが、日曜大工や家の補修等で将来役に立つ事も。


説明書通りに完成した後でも、その作品を眺め次回に向けて何かアイデアを練る。
慣れてきたら、「次回はアレを使って、アレを作ってみよう・」
自分の発想アイデアで世界で1つの物を作ってみる。「独自性」や「発想力」を養えます。
これはもう、絵画や彫刻などの芸術品を作る作業とほぼやっている事は同じです。

故に私は、大げさですが、模型は「芸術品」と同じと思ってます。

ラジコンに至っては、昨今メカニズムの進歩により実車や実機と同等のメカニズムが搭載されてます。
ですので、その作業に「電気的な知識」「機械要素の知識」の習得が加わります。

夏休みの工作の時期に結構多い店頭での質問が・・
「モーターはどうやったら逆に回りますか?」
という御質問。その答えは言えば簡単ですが、何故という事がラジコンをやっていれば答え出ます。
特にラジコンカーは実車と共通構造な箇所も多く「デフギヤ」のメリットや「サスペンション」の構造など。
将来的にも、いつか役に立つ事が満載です。
そういった経験をラジコンに触れていれば、自然と積む事ができます。

そしてラジコンに関しては、もう一つ最大の教育的要素があります。

ラジコンは1人よりも大勢で楽しむ方が、楽しみは倍増します。
そういう面で、専用コースの御利用などがオススメ。

同級生から、違う学校の年齢差のあるお友達。さらには大人のかたと同じ場所を使って遊ぶ。
その中から「他人との会話」「挨拶」「礼儀」など社会生活で一番大事な事を学べます。
学校生活以外で、他人とふれあい話をする。その中で年齢を超えた「友人」をたくさん作れます。

私よりも年齢の下の「友人」、年齢が親と同じな大先輩である「友人」、会社の社長さんな「友人」等・・
たくさんの友人をこの模型/ラジコンを通じて作れています。
SNSが主流のこの時代ですが「リアルな対人関係」を作れるこのホビーは素晴らしいと思ってます。

是非、この冬休みに、ラジコンや模型をお子様に勧めてみてはいかがでしょうか?

今までにない何かをきっと手にできる、素晴らしいホビーだと私はオススメ致します。

当店はラジコン、模型などはじめての方を責任を持って全力でサポートを承ります。
何なりとお気軽にお問い合わせください。

それでは皆様、良い冬休み、年末休暇をお過ごしくださいませ!

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