お買い上げありがとうございます。
ピットインオリジナルプラモデル P模001 「PIT-ROD」組立説明書です。
上級者向けモデルとなり、ヤスリ切削処理やパーツ切り出し処理が必要です。
各作業時には怪我に注意して作業を進めてください。
販売コストを下げる為に、パーツの切り出しから楽しんでいただく仕様となっております。
怪我に注意して部品切り出し、ヤスリ加工から楽しんでいただければ幸いです。
①製品詳細
3Dプリンター射出成形商品です。
射出状態での販売としコストを削減しております。
材質は強化PLA樹脂(白)となっております。
積層出力品ですので印刷層がございます。
そのまま塗装も可能ですが、サフやパテにて表面処理を行うと更によくなります。
接着部には瞬間接着剤を使います。
②製品内容
・PLAパーツA x1
・PLAパーツB x1
・PLAパーツC x1
・2mm真鍮線 x1
・リードケーブル x1
③組立に必要な工具
・ニッパー(先端が尖った両刃の安い模型用推奨 )
・ヤスリ各種(100円のダイヤモンドヤスリ等でOK)
・ラジオペンチ
・瞬間接着剤
・瞬間接着促進スプレー
・2mmドリル刃(タイヤ軸用)
・2.5mmドリル刃(タイヤ軸貫通部用)
・1mmドリル刃(プラグケーブル施工用)
・ピンバイス
等があれば便利です。
オススメ工具 クレオス Mrバリ取り棒G (GT114)があると尚便利です。
☆組立説明書☆
組立ながら塗装を施すと製作しやすくてオススメです。
1:各パーツをプレートから切り出していきます。
まずは大きくニッパー等で切り出してから詳細をニッパー等で下記写真を元に切り出します。
下部にある波状のサポートベース部分が各パーツの下部にあります。
その部分のカット時はパーツまで切らないように注意しましょう。
大きい波状のサポート部はラジオペンチ等でつぶすとカットが簡単です。
細かいバリや底面のサポートバリ部分はヤスリなどで整えていきます。
細かく細いパーツもありますので慎重にゆっくり作業しましょう。
模型の基本ですが、ヤスリがけに力はあまりいりません。
当モデルはパーツ切り出しが一番大変で重要な作業となります。
パーツを破損しないように慌てずゆっくり丁寧に行いましょう。
■Aパーツ各部品写真■
A-1:シャーシ部品
A-2:排気マフラー管x2
A-3:エンジン
A-4:スーパーチャージャーインテーク
A-5:スーパーチャージャー
A-6:ベルト&デスビ
※ベルト部が部品切り出し時に、一番破損しやすいパーツですので御注意ください。
■Bパーツ各部品写真■
B-1:パラシュートパック
B-2:リヤウィングステー
B-3:リヤウィング
B-4:ウィリーバー&ローラー
B-5:フロントウィング
B-6:ドライバー
B-7:フロントタイヤ x2
B-8:リヤタイヤ x2
B-9:ロールバー
Cパーツ部品
C-1:リヤトレッドスペーサーx2
2:穴部の再切削
穴は規定サイズであけてますが、成形時のゆがみ等できつい場所があります。
下記指定に従い、ドリル等で慎重に再切削をします。
シャーシ部およびエンジン部のシャフト貫通穴はΦ2.5mmドリルで開け直しましょう。
※ドリルを使う時は怪我をしないようにゆっくり慎重に行いましょう。
タイヤ部の2mmシャフト穴もΦ2mmドリルで開け直しましょう。
3:エンジン部の製作
・エンジン本体(A3)上部にスーパーチャージャー(A5)を接着します。
・エンジン前面部にベルト&デスビ(A6)を接着する。
この時(A6)のベルト部が(A5)のプーリー部に接触する形にしましょう。
・プラグコードを長さ調整して切断してデスビ部分に接着
プラグコードをエンジン本体のヘッド上部に8本配線しましょう。(お好みで)
付属ケーブル使用の場合エンジンヘッド部はΦ1mm穴で大きくすると良いでしょう。
・エンジン上部にスーパーチャージャーインテーク(A4)を接着します。
4:シャーシ製作
・フロントウィングを接着します。
・フロントタイヤ用に真鍮パイプを約22mmでカットします。
・フロントタイヤを真鍮シャフトを使ってとりつけます。
・シャーシにロールバーを接着します。
・ドライバー人形を接着固定
・リヤウィングステーにリヤウィングを接着固定
ウィン具がステーのセンターになるように調整してから慎重に接着すること
5:ウィリーバーの製作
ウィリーバーローラーにΦ2mmの穴を開け直す。
ウィリーバー軸にΦ2.5mmの穴で穴を開け直す。
真鍮2mmシャフトを15mmでカットする。
シャフトを通してウィリーローラーを固定する。
6:リヤタイヤの固定
2mm真鍮シャフトを5050mmでカットする。
タイヤに真鍮線を刺して、ギヤBOXに貫通させて固定する。
その際にマフラーⅡ干渉する場合C1スペーサーを入れて調整する。
※マフラーを自作する場合はスペーサーをご用意の上車幅は調整ください。
※よりナロー化したい場合は、マフラー自作をオススメします。
その場合シャフト長さやスペーサー厚みを調整してナローっぽさを各自追求ください。
7:その他パーツの固定
・エンジンをシャーシに接着する。
センターがでるように慎重にあわせましょう。前後方向は任意で大丈夫です。
・リヤウィング&ステーをエンジン部に接着する。
・パラシュートバッグをリヤウィングステー末端に接着する。
・ウィリーバーをウィングステー末端に接着する。
・
8:完成
塗装は組立しながら各部毎におこのみで塗装すると良いでしょう。
塗装をすると積層部分が目立つ事があります。
ツヤ消し塗料での塗装がオススメです。
ツヤ出しの場合は、サーフェイサーやパテでの下地処理をお忘れ無く。
オリジナル塗装で、あなただけのピットロッドにしあげてみてください。
ステッカー等を自作して貼ってみてもよいかもしれないですね。
↑塗装デコレーション完成見本
9:初回購入特典シグナルタワー&看板組立
初回限定10個にシグナルタワー&看板が付属します。
シグナルタワーは両面を貼り合わせて使ってください。
スタートラインのジオラマをつくると映えますよ。
お買い上げありがとうございます。
次回作も是非よろしくおねがいします。