まさに温故知新「TRG FP2」御試走受付開始。

発売となって以来、巷で噂のRCカー。TRG製のFP2。
お客様にもお買い上げいただきまして、先日のレースでは2台が参戦。
ストック状態にも関わらずその性能には驚くばかりでした。

私も購入しまして完成し、先日シェイクダウンを済ませました。

これが、本当にびっくりでしたので、ご報告致します。

まず、ご存じの通り、このマシンはすごくシンプルな構造です。
現代のラジコンに必需とされている?ものが付いてません。
本当にそれでいいのか??正直心配ではありました。


見た目は、いわゆるフラットパンのダイレクトドライブカーです。
組立キットの中には下記は含まれません。
・モーターや電装品各種。
・タイヤ/ホイール
・ピニオンギヤ(64pit)
・塗料工具類


フロントにはタミヤのF1方式のサスアームが装着。
(タミヤに似てますがTRG製です。タミヤ製と交換も可能のようです。)


通常のF1カーですとフロントスプリングが入っているところにバネはありません。
このFP2では変わりにOリングが入っています。
・・・そういえば、昔。パーキングでF1レースの時に巻き込む時にこれやったなあ・・。


リヤ廻りも通常のF1ならあるフリクションプレートなどが付属しません。


シャーシは全面一体成形のFRP。絶妙なカットラインでしなりを生み出します。
ホイールベースはモーターマウント固定位置で2種から選択可能。
私はロングを選択。F104と同等の長さっぽいです。


リヤ廻りは、タミヤF103系と似たモーターマウントとなっております。
樹脂成形品で、モーター固定部等はタミヤ製のF103用アルミマウント等に交換可能。


タイヤはF103系のものが使えます。キットには付属しません。
当店では前後ともZENのオメガが良好なグリップを生み出しオススメです。

通常のF1シャーシですとボールデフ等が標準装備ですが、このマシンはリジットアクスル。

デフ機構を装備しておりません。ですが面白い構造をしています。この説明書を見てください。
これを見てあることに気がつく事方は、発展性のあるマシンでもあることがご理解いただけるかと。


サーボはロープロサーボ指定となります。こちらもシンプルながらも確実な固定方法。
すごくよく考えられていますね。

ボディレスキットもありますが、TRG社のグラチャンボディ付きキットがお得でオススメ。

・運動性の高いロイスボディ付き(左)。マイルドな特性ムーンクラフトボディ付き(右)。

私は運動性の高いロイスボディを選択しました。

懐かしい伊太利屋カラー。ジェフリースとかもう知っている人少ないだろうな・・。
確か本当は伊太利屋はムーンクラフトカウルだった気がしますが、まあいいや。笑。


当店で開催中の「オレのF1シャーシクラス」にあわせて540を搭載。
バッテリーもお手軽なニッカドを搭載して先日シェイクダウンしました。

・モーター 540J(中古)
・バッテリー 1600SPニッカド
・スパー 純正
・ピニオン カワダ64pit 28枚
・タイヤ 前後 ZENオメガ
もちろん「前後ノーサス、デフなし ストック状態」

その走りは衝撃的でした。まったく問題ない。むしろ良く走る!!

確かに先日のレースの時に拝見した走りそのもの。

確かに限界域を超えると時折ナーパスな動きはしますが、基本安定性が高い。
改造ベースに良いかと思っていましたが、これはむしろこのままがいいような気がします。
なによりダイレクトドライブカーの持ち味。スロットルのダイレクト感。
これを素直に楽しめます。これは面白いです!

なんというか、コンセプトは実車のレーシングカートに近いものがあるのかと思います。

いろいろな意味で、シンプルながらも良く考えられて設計されていますね。

シャーシ形状的に、各社のフォーミュラボディにも換装できそうです。
今後折りをみて、F1ボディ搭載でのテストもしてみたいと思ってます。

本日はあいにくの悪天のためできませんが、本日より試走車として御用意致しました。
下記条件を満たす方のみ試走可能です。※当日の路面状況により走行できない場合がございます。

1:当日サーキット御利用中のお客様。
2:走行後のご感想を頂ける方。
3:当店で購入検討中のお客様。

まさに「温故知新」
古きをたずねて新しきを知る。先人の知恵に学ぶこと。

ボールデフは何の為にあったのか?サスペンションは何のためにあるのか?
あえて、それを今はずすとどのような動きになるのか??

シンプル イズ ベスト! まさに目から鱗なマシンが登場です。

是非お買い求めくださいませ!

当店店頭ならびにオンラインショップでも販売中です。

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